さらば CBR650R 2年間14000Km インプレッション
納車されてから2年間で14000Km走行し
とある事情で降りることとなりました
思い出が詰まったCBR650Rとの2年間を
素人目線でインプレッションをまとめてみました。
はじめに
どんなバイク？・カスタムした箇所などは 1年間インプレッションで
まとめてありますので省略させていただきます
今回ではこれからCBR650R・CB650Rを
乗ってみたい潜在的ライダーさん向けに
取り回しとか足つきはどうなの？
っと乗ってみないと分からない部分をメインに
話していきたいと思います
1.足つき
バイクに乗るにあたり一番に気になる所は
足つきではないでしょうか
身長が高ければ問題ないのですが我々
日本人は世界と比較的する身長が低め
私もその一人でCBR650Rは１歩を踏み出し
にくいシート高で81cmと若干高めですが
シートからリアにかけてスリムな車体
なので160cm後半の私でも両足のつま先の腹はつく程で立つことが
でき、お尻をズラして片足立ちになればベッタリ付くので
ツーリングでの立ちゴケする不安感は少なかったです
150cm代の男女の方々は両足つま先立ちが厳しく安心して
乗れないかもしれません。
しかし嬉しいことにレガーレさんからローダウンキットが
発売されており-4cmの77cmまで下げられることが可能だそうです。
シート高が高くて諦めていたCBR650R・CB650Rもこれがあれば
なんなく乗ることができると思います！
2.取り回し
ハンドルがトップステムより下方にマウントされてる
CBR650RはNINJA250やYZF-R25など乗り換えるユーザー
からだとキツイかと危惧されがちですが
CB400SFから乗り換えた私でも
「あれそんなにきつくない！？」
と思える位のフレンドリーな前傾姿勢
前々に乗っていたCBR600RRの方が抱き枕に
うつ伏せ状態で首の負担を気にしながら乗っていた思い出が....
300km以上の長距離移動をしても疲れにくかったので
まだ楽なライディングポジションではないでしょうか
押し歩きに関しては何不自由なくできますが押しやすいタンク横で
押すとライダージャケットのポケットのチャックで傷つきやすいので
ニーグリップパッドを貼るかシート横で押して工夫すると良いと思います
3.走行性能
エンジン周り
サーキットを走らないツーリングユースでの走行性能ですが
スリッパークラッチのおかげで発進もしやすく渋滞に遭遇しても
疲れにくい！
加速はモーターが回っているかように開ければ
開けた分スイッと加速していくます！
そして オプションのクイックシフター(アップのみ)を駆使すれば
クラッチを握らずに変速してくれるので高速でのインターの合流や
追い越しなどでもストレスなく進んでいけると思います
熱に関しては4気筒なので許容範囲ではないでしょうか。
ファンの音は大きくなく夏には気にならないほどには
暑くなり冬には程よく温かいぐらいだと思います。
エンブレを効かせながら速度を落とす際、回数が上がって
エンジンが唸っても車体の衝撃は大きくなく変速出来て
またトラクションコントロールの駆動力の制御によって雨の日のマンホールや
側溝のふたの上でもスリップする心配が減った気がします
防風効果・足回り
フルカウルバイクなので高速の風圧はある程度低減されます
そのある程度は下半身メインで胸から頭までは風圧当たりまくり...
前傾姿勢でスクリーン内に入れば風圧は感じられなくなります
ここら辺は社外のハイスクリーンに交換すれば変わったかもしれませんね
足回りに関してはリアサスペンションにプリロード機能
付いているだけでフロントは固定です。
足つきを少しでも良くするためにリアを納車時から最弱固定の
柔らかめにしてたのですがその状態でも少しのギャップなら突き上げがあまり
ない程の乗り心地で個人的には良い足回りだと思います
燃費・航続距離
前回のインプレ通り下道で19~21km/L
高速や北海道の直線道路だと22~24km/Lなので
4気筒バイクの中では燃費が良いジャンルではないでしょうか
航続距離は燃費が良ければ280km走っても
リザーブ消費モード(RES点灯)にならなかった時もあり
低燃費走行をすれば200km越えてもガソリンの残量を気にせず
走れるのでツアラーとして運用しても問題ないかと
またハイオクよりオクタン価が低いレギュラーで
燃費とあの加速力が両立しているので燃費が良くて
距離もほど良く走ってくるお財布に優しいバイクだと思います
積載性能
ロードスポーツでもアドベンチャーみたいな積載はできる！
そうCBR650Rならね！
積載が皆無なCBR650Rでも社外品を
駆使すればフルパニア仕様にできることも可能です
↑の画像はシートバッグも併用し、冬キャンプに行った
際の時なのですが、基本的なキャンプ装備の他にイワタニの
ガスストーブやポータブル電源まで載らせれることができるほどの
積載オバケにもなれます（笑）ただし積み過ぎには注意ですが^^;
私のフルパニア仕様化で使っていた物は
SHADのフィッティングキットとデイトナ製の
リアキャリアを使っていました
このリアキャリアであればフィッティングキットと併用でき
無加工で取付出来てSHADのリアキャリアよりも入手しやすい
のでオススメです
取付ボルトは付属のボルトだと長さ足りないので現行CB400SF REVOのタンデム
バーに使われている8x40のボルトを使って取り付けました
パニアに関してはSHAD SH35とSH36のみしか取付出来ないので要注意！
カスタム性
CBR650Rはまだ新しいせいか社外品の選択肢は発売当初に
比べてまだマシになったもののほぼ海外メーカー品でばかり
国内メーカーのモノは少ないですorz
フェンダーレスにしても21年1月のマイナーチェンジで
リアの形状が変更になって前期型の物を付けなくなったり...
一体型マフラーのため変えるとしてもフルエキで交換しないと
いけないうえ、車検対応だとスーパーカブ50が買えるぐらいの
高額になってしまう....
積極的なメーカーさんが出してくれるのでフェンダーレスに交換できる
社外品がない！っとはならないと思いますが、マフラーに関しては
変えるとしても15万～25万のマフラーを買うには勇気が要りますよね....
私はその勇気の一歩が踏み出せず純正のままでしたがそのままでも
満足できたエンジンサウンドでした！
CBR650R・CB650Rを買う前の注意点
CBR650R・CB650Rを中古で買われる方メインになりますが
マイチェン前のモデルは高確率でウォーターポンプからオイルが
漏れだすので整備歴を確認することをおススメします
↑詳しい内容はこちらに書いてあるので省略しますが
オイル漏らしながら走るなんて怖いですし何より不思議な
ことにリコールやサービスキャンペーンで改善対策が
されてないことです。
ウォーターポンプを同じ部番で交換した後は1000km以上
走りましたが漏れは起こってません。
漏れなくなったので一安心ではありますが
１つの不満点としては.....
マイナーチェンジ後のモデルの
ウォーターポンプはCBR650F/CB650Fの
物にこっそりと戻されていることです！！
650Fのウォーターポンプを付け直すならなんで前期型に新しい
ウォーターポンプ付けたんだよっ！
っとツッコミたいぐらいのホンダさんからの仕打ち
前期型ユーザーは放置して漏れたらディーラーに
任せっきりっていうのはいかがなものかと....
不信感が残ったまま乗っていた私としては爆弾抱えた
バイクには乗るは怖いというのが本心ですが....!
それでもまた乗りたくなってくる魅力を持ち合わせた
バイクだったんですよね...
まとめ
と長所と短所があるバイクで乗ってみないと
分からない部分もありますが....
手頃な価格・性能・スタイル・バランス
が良くなんでもこなせる
オールマイティさがあり満足できた
サイコーにちょうどイイバイクでした！！
これからCBR650R・CB650Rに乗り換えを検討している
方がいらっしゃったら例のアレがなければ
ぜひおすすめしたいバイクの1台！
(勧めるならマイチェン後のモデルかな....)
最後に....
長々と書いていしまいましたが
この2年間で様々な場所へ行ったり
バイクを通じて多くの方々と交流させて頂きました。
さらばCBR650R!!
ありがとうCBR650R!!
